とげぬき地蔵

巣鴨高岩寺に安置されている仏様をおがむと傷やとげが治ると昔からの言い伝えで多くの人が参拝にくる。通称、巣鴨のお地蔵様といい、最近ではお年寄りの原宿などといわれてすごいにぎわいをみせる。バスツアーなども信州からでている。
毎月4の日に縁日ひらかれる。今日は初縁日でにぎわいをみせたことでしょう。
私の亡きタラチネの母の実家ははここから5分ぐらいのところで今は従姉妹がすんでいる。子どもの頃は縁日がたのしみでよくでかけた。アセチレンガスのにおいや瀬戸物売りの丁々発止がなつかしく思いだされる。商店街の入り口に慎性寺があって江戸六地蔵のひとつがある。ここが母方の菩提寺キセルでたばこをふかしながらおばあさんが笑いながら、まったくうるさいたらありゃしない、といっているのがきこえそう。

線香のけむりにむせぶ初詣。