知恵子抄

alpenflora2006-08-08

高村光太郎の詩集 知恵子抄の巻頭の詩にグロキシニアが登場します。子どもの頃初めて読んだとき驚きました。
この時代に彼女にグロキシニアをプレゼントしたなどと、これはただものではないぞ。 近くに栽培しているハウスがあってみたことがあります。大学を出た人の給料が12000円ぐらいのとき、1500円でした。当時は葉が鉢にまきつい出荷しにくいとおやじさんがぼやいていたのをおぼえています。密集していてしんが腐りやすいのが難のはなでした。ホームセンターで昨年500円で購入して冬は水をまったくやらず休眠させ春から水と肥料をやったら葉が出ていまごろ咲き始めました。
アマゾン原産で高温多湿がすきな植物です。昔、僕が紅顔(厚顔)の美少年だった頃みたときはもっと毒々しい強烈な印象でした。

光太郎の詩の抜粋  あなたの下すったあのグロキシニア 大きな花の腐ってゆくのを見る様な 私を棄てて腐ってゆくのを見る様な、、、


写真は朝顔です。昨日の写真がグロキシニアです。