棒道とは武田信玄が甲斐から信濃に進出するの八ヶ岳山すそにつくった軍道といわれている。ほぼ直線に上中下と３本のみちがあった。上の棒道といわれているのが今の大門街道、国道１５２号線で下の棒道、１４２号と合流して丸子町長瀬あたりに集結して千曲川沿いに川中島へむかった。越後から信濃をねらう上杉謙信と対決した。来年の大河ドラマは信玄の謀将といわれた山本勘助が主役。
棒道の登場機会がたびたびあるでしょう。甲斐小泉の小荒間から小淵沢にむかう別荘地内に棒道のあとがあって何箇所かに石仏がのこる。棒道出発点に三分一湧水がある。戦国時代、３つの村が平等に水を得られるように工夫したあとがある。以前は荒れていたが近年整備され公園となって種々の植栽もされ駐車場もできた。代々水守をしてきた甲府在住のかたが県に土地を寄贈したと石に記入されていた。先人の創意工夫に感動。富士見高原にも棒道のあとがあって一部あるく。
こんこんと湧き出る水とくりんそう。
